2015年11月22日
「踊り子」村下孝蔵さん
「踊り子」(村下孝蔵さん)
「踊り子」はインストの曲ではありませんが、好きな曲であり、またギター部分は勉強になるところがたくさんあると思いますので、とりあげました。
参考にしたのは、この動画です。
踊り子
踊り子
「踊り子」のギターの部分を、ゆっくり弾いてみました。
(この動画はセミアコをアンプなし、サムピックなしで弾いているため、音がよく聴きとれないかもしれませんが、指板の指の位置や何弦が振動しているかで判断してください。)
皆様の弾き語りに少しでもお役に立てれば幸いです。
1フレットにカポタスト
基本的に4フィンガーで弾きます。
p(親指)で6弦・5弦・4弦、i(人差し指)で3弦、m(中指)で2弦、a(薬指)で1弦を弾きます。
サムピックを使用。
津軽三味線(太棹)、寺内タケシさん、チェット・アトキンス、ベンチャーズ、フラメンコギター(ラスギャード)を彷彿とさせるところがあり、村下さんは多分このような分野がお好きだったのではないかと思います。
はじめの津軽三味線の入りのような部分
弾く弦の順番は、6・5・6・4・6・4・6・4・6・4・6・4・6・4・6・4です(5弦が2番目にある点に注意)。
その次の部分(クラシックギターの名曲アストリアスのような感じの部分)
この部分は、Emのコードの形を保つために、4弦2フレットを薬指で押さえたままにしておきます。
歌の伴奏部分(コード)
「こたえをださずに・・・」の部分
Em→Am→D7→G→C→Am→F♯7→B7の順です。
「つまさきで・・・」の部分(ベンチャーズ的です)
Em→B7(ローコード)→E7→Am→D7→G→F♯7→B7の順です。
歌の伴奏部分は、基本的に4フィンガーで弾きますが、D7のコードはルートが4弦なのでpが3弦まで降りてきます。
Cは村下さんのように薬指で5弦・6弦を同時に押さえてもよいですが、むずかしいので5弦と6弦を薬指で交互に弾くほうが楽だと思います。
Gのところから伴奏のパターンが変わります(最後の3音は、i、m、aの順になります)。
間奏部分
AmとD7のところはpが3弦まで降りて3フィンガーになるように思いますが、p、m、aで弾くと楽なように思います(ジェリー・リードの「避雷針(Lightning Rod」を見てください)。
F♯m7のコード(?)について、村下さんは左手親指で6弦2フレットを押さえていますが、むずかしいので中指で2フレットを押さえるほうが楽だと思います。
つなぎの部分
はじめのベース音の動きがイントロ部分と少し変わっているみたいです。
Dを弾いている部分があります。
CとAmのところは6弦開放弦を鳴らしているみたいです。
フラメンコギターのラスギャードのように、右手のグーをパーに開く感じで弾いているみたいです。
エンディング部分
前に出てきた部分と弾き方は同じですが、連続して弾いているi・m・aがいつ終わるのかに注意すべきです。
今回もブログの文章を読んでいただき、どうもありがとうございました。
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